C言語のソースコードを静的解析ツール「cppcheck」(無料)で解析する手順

ソフト開発

静的解析ツール「cppcheck」(無料)の使い方

C言語の静的解析ツールとして、

「PGRelief C/C++」(富士通)や「c++test」(テクマトリックス)が有名ですが、

両商品とも有償で個人で購入するには高額でなかなか手が出せない印象があります。

趣味で作成したC言語のソースコードの解析では、

それらの高価な静的解析ツールを使用することは難しいです。

そこで、オープンソースでC言語の静的解析ができるツールを今回紹介します。

cppcheckのダウンロードとインストール

1.下記サイトから最新のファイルをダウンロードします。

  私のパソコンはWindows(64bit)なので、

  「cppcheck-2.7-x64-Setup.msi」をダウンロードしました。

   ダウンロード:https://ja.osdn.net/projects/sfnet_cppcheck/releases/

2.ダウンロードしたファイルを右クリックし、「インストール」をクリックします。

3.「Next」をクリックします。

4.「Next」をクリックします。

5.「Install」をクリックします。

6.「Finish」をクリックします。これで、cppcheckのインストールが完了しました。

インストール完了後、デスクトップにショートカットを作成しておくと便利です。

解析手順

下記では、Cソースファイルが入っているフォルダを選択して、

フォルダ内のすべてのCソースファイルを解析する手順を紹介します。

1.Cppcheckを起動します。

2.「チェック」→「ディレクトリ選択」をクリックし、Cソースファイルが入っているフォルダを選択します。

フォルダ選択後、自動で解析が始まります。

解析完了後に何かしらの指摘があれば、ファイルが表示されます。

詳しい指摘内容は、ファイルをクリックして確認できます。

下記の例では、「lcd.c」ファイルの105行目の「z_i」という変数が使用されていないことを指摘しています。

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