バッファ回路(電圧フォロワ)の役割が分からず、
悩んでいませんか?
「増幅しないのに、なぜ使うのか?」
疑問に感じる方も多いと思います。
この記事では、バッファ回路の仕組み・役割・使い方を、
初心者向けに分かりやすく解説します。
バッファ回路(電圧フォロワ)とは
バッファ回路とは、入力電圧をそのまま出力するオペアンプ回路です。
入力と出力が同じ値になる回路です。
回路構成

出力をそのまま反転入力にフィードバックし、
入力信号は非反転入力に接続されます。
抵抗を使用しないシンプルな構成です。
動作原理
仮想短絡により、入力端子の電圧は等しくなります。
出力電圧は入力電圧と同じになります。

なぜバッファ回路が必要なのか
入力インピーダンスが高く、
出力インピーダンスが低い特性を持ちます。
信号をそのまま伝えつつ、負荷の影響を受けにくくします。
バッファなし:負荷で電圧が下がる
バッファあり:電圧を維持できる
センサなどの微弱信号をそのまま次段に伝える場合に使われます。
例えば、センサの出力をそのままマイコンに入力する前段で使用されます。
特徴
・ゲインは1
・入力インピーダンスが非常に高い
・出力インピーダンスが低い
メリット・デメリット
メリット
信号を劣化させずに伝送できる
デメリット
電圧の増幅はできない
どんなときに使うか
・センサ信号の受け取り
・高インピーダンス信号の保護
・回路の段間接続
信号を壊さずに次の回路に渡すときに使います。
※オペアンプによってはバッファ動作で発振する場合があるため、
データシートの確認が必要です。
非反転増幅回路との関係
バッファ回路は、非反転増幅回路の特殊な形です。
Rf = 0、R1 → ∞ の場合に相当します。
非反転増幅回路の記事はこちら
よくある疑問
Q:意味あるの?
増幅はしませんが、
信号の安定化や保護に重要な役割があります。
Q:どこで使う?
センサやアナログ回路の入力段でよく使われます。
まとめ
・バッファ回路は電圧をそのまま出力する
・インピーダンス変換が主な目的
・信号を安定して伝えるために使われる
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