非反転増幅回路の仕組みが分からず、
悩んでいませんか?
反転増幅回路との違いや、
なぜゲインが「1+Rf/R1」になるのか分かりにくいと感じる方も多いと思います。
この記事では、非反転増幅回路の仕組み・計算式・特徴を、
初心者向けに分かりやすく解説します。
非反転増幅回路とは
非反転増幅回路とは、入力信号と同じ位相で増幅するオペアンプ回路です。
入力と同じ向き(位相)で出力される回路です。
非反転増幅回路のイメージ
入力 →(そのまま)→ 出力
+ フィードバックで増幅
非反転増幅回路は入力インピーダンスが非常に高いのが特徴です。
回路構成

入力信号は非反転入力に接続され、
反転入力には抵抗によるフィードバック回路が接続されます。
反転入力は、R1とRfによる分圧回路になっています。
動作原理
仮想短絡
仮想短絡により、反転入力と非反転入力の電圧は等しくなります。
分圧
反転入力の電圧は、出力電圧を分圧した値になります。
分圧式

等式
V- = Vin
計算式
ゲイン

出力
Vo = (1 + Rf / R1) × Vin
反転しないため、マイナスは付きません。
計算例
Vin = 1V、R1 = 1kΩ、Rf = 9kΩ の場合
Vo = 10V
なぜこの式になるのか
仮想短絡により、反転入力の電圧はVinと等しくなります。
分圧
Vin = (R1 / (R1 + Rf)) × Vo
整理すると、
Vo = (1 + Rf / R1) × Vin
特徴
・位相が反転しない
・ゲインは1以上
・入力インピーダンスが高い
メリット・デメリット
メリット
入力インピーダンスが高く、信号源に影響を与えにくい
デメリット
ゲインを1未満にできない
反転増幅回路との違い
非反転:位相そのまま・高インピーダンス
反転:位相反転・入力インピーダンスはR1
反転増幅回路の記事はこちら
よくある疑問
Q:なぜ1が付くの?
入力電圧がそのまま出力に影響するためです。
Q:バッファ回路とは?
Rf = 0 の場合、ゲイン1のバッファ回路となり、
信号をそのまま出力できます。
まとめ
・非反転増幅回路は位相が反転しない
・ゲインは1+Rf/R1
・入力インピーダンスが高い
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