反転増幅回路と非反転増幅回路の違いが分からず、
悩んでいませんか?
どちらもオペアンプの基本回路ですが、
「何が違うのか」「どう使い分けるのか」
分かりにくいと感じる方も多いと思います。
この記事では、両者の違い・特徴・使い分けを、
初心者向けに分かりやすく解説します。
反転増幅回路と非反転増幅回路の違い
反転増幅回路と非反転増幅回路の主な違いは以下の通りです。
| 項目 | 反転増幅回路 | 非反転増幅回路 |
| 位相 | 反転する | 反転しない |
| ゲイン | -Rf/R1 | 1 + Rf/R1 |
| 入力インピーダンス | 低い(R1) | 高い |
| 回路構成 | 入力→反転端子 | 入力→非反転端子 |
| 特徴 | シンプル | 安定・高入力 |
最も大きな違いは「位相」と「入力インピーダンス」です。
反転増幅回路は入力抵抗R1がそのまま入力インピーダンスになりますが、
非反転増幅回路は非常に高い入力インピーダンスを持ちます。
反転増幅回路の特徴
反転増幅回路は、入力信号を反転して増幅する回路です。
ポイント
・位相が反転する
・ゲインは抵抗比で決まる
・入力インピーダンスが低い
反転増幅回路の記事はこちら
非反転増幅回路の特徴
非反転増幅回路は、入力信号と同じ位相で増幅する回路です。
ポイント
・位相が反転しない
・ゲインは1+Rf/R1
・入力インピーダンスが高い
非反転増幅回路の記事はこちら
計算式の違い
反転増幅回路のゲイン

非反転増幅回路のゲイン

非反転には「1」が付くのが大きな違いです。
使い分け
反転増幅回路を使う場合
・位相反転が必要なとき
・シンプルな回路で構成したいとき
非反転増幅回路を使う場合
・信号をそのまま増幅したいとき
・入力インピーダンスを高くしたいとき
迷った場合
迷った場合は以下で選べます。
・信号をそのまま扱いたい → 非反転増幅回路
・回路をシンプルにしたい → 反転増幅回路
どちらを使うべきか
初心者の場合は、まず非反転増幅回路から理解するのがおすすめです。
理由
・直感的に理解しやすい
・入力信号をそのまま扱える
よくある疑問
Q:どちらが良い?
用途によって異なりますが、
一般的には非反転の方が扱いやすいです。
Q:どちらがよく使われる?
用途によって使い分けられますが、
両方とも基本回路として広く使われます。
まとめ
・反転は位相が反転する
・非反転は位相がそのまま
・入力インピーダンスも大きな違い
・用途に応じて使い分けることが重要
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