PR

アクティブフィルタとは?|仕組み・RCとの違い・オペアンプ回路をわかりやすく解説

2. 電子回路

アクティブフィルタとは何か分からず、
悩んでいませんか?

ローパス・ハイパス・バンドパスは理解できても、
「オペアンプを使うと何が変わるのか」
分かりにくいと感じる方も多いと思います。

この記事では、アクティブフィルタの仕組み・特徴・メリットを、
初心者向けに分かりやすく解説します。

スポンサーリンク

アクティブフィルタとは

アクティブフィルタとは、オペアンプなどの能動素子を使用したフィルタ回路です。

「増幅できるフィルタ」です。

アクティブローパスフィルタは、
・反転増幅回路を用いる方法(位相が反転する)
・非反転増幅回路を用いる方法(位相が反転しない)
の2種類があります。

非反転型では、
・RCフィルタで周波数を制御し
・オペアンプで増幅する
という構成になります。
また、オペアンプはバッファの役割も持ち、
前段回路の影響を受けにくくします。

一方で、反転型ではフィルタと増幅が一体化しています。
一般的には、回路がシンプルな反転型がよく使われます。

本記事では、理解しやすい非反転型を例に説明します。

パッシブフィルタとの違い

パッシブフィルタは抵抗・コンデンサのみで構成されますが、

アクティブフィルタはオペアンプを使用します。

項目パッシブアクティブ
構成R・CR・C+オペアンプ
増幅できないできる
インピーダンス影響あり影響小さい

性能が大きく向上します。

なぜオペアンプを使うのか

オペアンプを使うことで、

・信号を増幅できる
・インピーダンスの影響を減らせる
・安定した特性が得られる

ようになります。

実際の電子回路では、
高性能なフィルタが必要なため、
アクティブフィルタが広く使われています。

基本回路(アクティブローパス)

非反転増幅回路にRCフィルタを組み合わせます。

「フィルタ+増幅」の構成です。

動作原理

低周波

信号を通しつつ増幅されます。

高周波

RCによって減衰されます。

フィルタしながら増幅します。

カットオフ周波数

カットオフ周波数はRCで決まります。

メリット

・ゲインを持たせられる
・負荷の影響を受けにくい
・設計の自由度が高い

デメリット

・電源が必要
・回路が複雑になる

どんなときに使うか

・高精度なフィルタ設計
・音声回路
・センサ信号処理

実務ではこちらが主流です。

パッシブとの使い分け

簡単な回路 → パッシブ
高性能が必要 → アクティブ

よくある疑問

Q:なぜ高性能?

オペアンプの特性により安定した動作ができるためです。

Q:デメリットは?

電源が必要になる点です。

まとめ

・オペアンプを使ったフィルタ
・増幅とフィルタを同時に行う
・高性能な回路設計が可能

スポンサーリンク

理解を深めたい方はこちら

・ローパスフィルタとは?:https://saigusalife.com/op-amp/low-pass-filter/
・ハイパスフィルタとは?:https://saigusalife.com/op-amp/high-pass-filter/
・バンドパスフィルタとは?:https://saigusalife.com/op-amp/band-pass-filter/
・非反転増幅回路とは?:https://saigusalife.com/op-amp/non-inverting-amplifier-op-amp/
・入力インピーダンスとは?:https://saigusalife.com/op-amp/input-impedance-op-amp/

タイトルとURLをコピーしました